カウンセリング。
こんなお客さま、あなただったらどうする?

2023年1月4日。
ありがたいことに、仕事初めでした。
本日のクライアント様はもう、丸2年、
エステサロン研修、人材教育をお手伝いさせていただいています。
ここ1年は、カウンセリングを中心に研修を行っており
本日もエステティシャン1年生と2年生をメインに研修。
毎回「研修後の振り返り」をご提出していただいています。
いくつかの質問の中に
”カウンセリングでうまくいっていない事は?”があります。
その中で、最も多いのがこちら↓
・お客様の返事がうーんと曖昧だと深堀した質問ができず、ふわっと終わってしまう
・カウンセリングのスクリプトの質問を投げかけて、回答例を出しても全然イメージできないと言われてしまう
・"分からない"や"特にない"と言われてしまうと深掘りするのが難しい
いかがでしょう?
このようなお客さまの反応に加え
笑ってくださらない
リアクションが薄い
このような、お客さまを目の前にあなたは、どのように思われますか?
恐らく、多くの方が ”話したくないんだ” 。
そう思うのではないでしょうか?
そう思い、「これ以上は質問しないほうがいいな」
「早く施術して、気持ちよくお帰りいただこう」と対応してはいませんか?
そうだとしたら、大変にもったいないです。
少なくとも、お客さまはあなたのサロンにクーポン価格とはいえ
お金と時間を費やし「期待」をしてご来店されています。
その「期待」に応えて差し上げる、期待以上に答えて差し上げるのが
プロのエステティシャンではないでしょうか?
お客さまは、「話したくない」のではないのです。
コミュニケーションが苦手な方
すぐには言葉が出てこない方
単に、これだけです。お客さまは色々な方がいらっしゃいます。
笑ってくださらないなぁ。リアクションが薄いなぁ。と感じるのは
決して、居心地は良くないかもしれませんが
私たちの使命の軸をぶらさないことを、よっぽど大切にしてもらえたらなと
思うのです。
では、どう対応したら良いのでしょう。
コミュニケーションが苦手な方、すぐには言葉が出てこない方と
少しずつ距離を縮めましょう。
まずは、曖昧なニュアンスでアプローチをすることです。
「なんとなぁ?くでいいんですよ」
「ふわぁ?っとした感じでいいんですよ」
「例えば、先ほどのお客さまは・・・」
はっきりしていなくで大丈夫です。なんとなくで大丈夫です。
曖昧な答えで大丈夫ですよ、というスタンスを大切に。
それと、お客さまの発言した「言葉」を大切に拾って差し上げる。
例えば
「シュッと」「むちむち」「ツルン」などの表現をされたら
そのまま、おうむ返しをして差しあげる。
「あぁ、シュッとしたふくらはぎですね」
「あぁ、ツルンとしたお肌ですね」
のようにですね^^
そうすることで、プレカウンセリングから施術中への間に
きっと、距離が近くなるはずです。
そして、きっとご継続につながるはずです。