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【サロン経営】店舗を増やすほど、なぜか忙しくなる経営者。その理由とは?

「1店舗のときは、こんなに忙しくなかったのに……」


店舗を2店舗、3店舗と増やしていくと、

経営者は、どんどん忙しくなっていく。

そんな風に、お感じになることがあると思います。
 

店舗が増えれば、当然、見るべきことも増えます。
 

スタッフのこと。

売上のこと。

お客様のこと。

店舗ごとの問題。

店長からの相談。

採用や教育。
 

本部として考えることも増えていきます。
 

でも、本来なら、

店舗が増えるほど、経営者は「現場を回す人」から「会社全体を見る人」へ変わっていく必要があります。
 

それなのに、

「結局、私が見ないと分からない」

「店長から毎日のように相談がくる」

「店舗によってやり方が違う」

「何か問題が起きると、結局私が対応する」
 

となってしまう。

なぜ、こうなってしまうのでしょうか?
 

店舗が増えたのに、経営者の仕事も増えていませんか?

1店舗のときは、経営者自身がお客様を見て、スタッフを見て、判断することができます。

何か問題があれば、自分がその場で判断すればいい。

でも、店舗が増えると、それができなくなります。
 

例えば、

A店ではスタッフがこう判断した。

B店では店長が別の判断をした。

C店では、経営者に確認してから動いた。
 

これでは、店舗数が増えるほど、経営者の確認事項も増えてしまいます。
 

そして気づけば、

「店舗を増やしたら、自分の仕事までどんどん増えている」

という状態になってしまいます。
 

「店長がいる」だけでは、店舗は任せられない

多店舗サロンになると、

「各店舗に店長を置けば、経営者は現場から離れられる」

と考えることがあります。
 

もちろん、店長を置くことは大切です。
 

でも、

店長という役職があることと、店長に店舗を任せられることは別です。
 

店長が、

「これはどうしたらいいですか?」

「この場合はどうしますか?」

「社長、判断してください」
 

と、何でも経営者に確認している状態なら、

経営者が現場から離れることはできません。
 

これは店長の能力だけの問題ではないと思います。
 

店長が「自分で判断できる基準」があるか?

例えば、お客様から何かご要望があったとします。

そのとき、

「この場合はこうしてください」

と、すべての答えを経営者が決めてしまう。

もちろん、最初は必要なこともあります。
 

でも、それを繰り返していると、

店長は「答えをもらってから動く」ようになります。
 

必要なのは、

「こういうときは、こうする」

という答えを増やすことだけではありません。
 

「何を見て、どう考えて、どう判断するのか」

という基準を共有することです。
 

例えば、

「お客様からクレームがあったら、まずこう対応する」

だけではなく、
 

「お客様が何に不満を感じているのかを確認する」

「その場で解決できることと、経営者に共有すべきことを分ける」

「同じことが他のお客様にも起こる可能性がないか考える」
 

など、

判断の軸を持ってもらう。
 

そうすると、少しずつ店長自身が考えて動けるようになります。
 

店舗ごとの「正解」が違ってしまうのも、よくある問題

多店舗になると、

「A店はできているのに、B店はできていない」

ということも起こります。
 

そのとき、

「B店の店長が頑張っていない」

と考える前に、
 

そもそも、会社として何を大切にするのかが、店舗まで共有されているか?
を確認してみることも大切です。

 

例えば、

「お客様を大切にしましょう」

と言われても、

人によって「大切にする」の意味は違います。
 

ある人は、

「丁寧に接客すること」

だと思うかもしれません。
 

別の人は、

「お客様の希望を聞くこと」

だと思うかもしれません。
 

また別の人は、

「お客様が言わなくても先回りして提案すること」

だと思うかもしれません。
 

会社として大切にしたいことを、

「具体的にどんな行動をするのか」

まで落とし込めているか。
 

ここが、店舗間の差につながることがあります。
 

経営者が「答えを出す人」になりすぎない

経営者としては、

「私が判断したほうが早い」

と思うこともあります。
 

実際、そのほうが早い場面もあります。
 

でも、経営者がずっと答えを出し続けていると、

店舗はいつまでたっても経営者から離れていきません。
 

だからこそ、

「あなたはどう思う?」

「何が問題だと思う?」

「その判断をした理由は?」

「お客様にとってはどうだと思う?」
 

と、店長自身に考えてもらうことも必要です。


すぐに答えを教えるのではなく、

考えるための視点を渡す。
 

これを繰り返すことで、店長の判断力が育っていきます。
 

店舗を増やすなら、「人」だけでなく「仕組み」も増やす

多店舗展開をすると、

「店長を育てなければ」

「スタッフを増やさなければ」

と、人のことを考えることが多くなります。
 

もちろん、それは大切です。

でも同時に、

「経営者がいなくても判断できる仕組み」

をつくることも必要です。
 

例えば、

・何を大切にするサロンなのか
・お客様にどんな体験をしてほしいのか
・スタッフは何を基準に判断するのか
・どこまでを店舗で判断するのか
・どんなことを本部へ報告するのか
・数字のどこを見て店舗の状態を判断するのか

 

こうしたことが整理されていると、店長も判断しやすくなります。
 

そして、経営者も、

「全部私が見なければ」

という状態から少しずつ離れていくことができます。
 

店舗を増やすことがゴールではない

店舗展開をすると、

「3店舗になった」

「5店舗になった」

ということが、一つの目標になることがあります。
 

もちろん、店舗数が増えることは会社の成長の一つです。
 

でも、

店舗が増えるたびに経営者が忙しくなっているとしたら、少し立ち止まって考えてみる必要があります。
 

本当に目指したいのは、

「店舗数が増えること」だけではなく、

店舗が増えても、それぞれの店舗が自分たちで考えて動ける状態をつくること。
 

そして、

経営者は現場のすべてを見るのではなく、
 

会社全体の方向性や、

これからの事業、

お客様に提供する価値、

人材育成など、

経営者だからこそできる仕事に時間を使えるようになること。
 

それが、多店舗サロンを成長させていくうえで大切なのではないでしょうか。
 

「私がいないと回らない」から、どう抜け出すか

もし今、

「結局、私が判断しないといけない」

「店長からの相談が多すぎる」

「店舗によってスタッフの動きに差がある」

「店舗を増やしたいけれど、これ以上自分が忙しくなるのは難しい」
 

と感じているのであれば、

店長やスタッフの能力だけを見るのではなく、

「自分で判断して動ける環境になっているか?」

を、一度見直してみてはいかがでしょうか。
 

経営者がすべての答えを持つ会社ではなく、

一人ひとりが考え、判断し、行動できる組織へ。
 

店舗が増えても、経営者が現場に追われ続けるのではなく、

人が育ち、店舗が育ち、

そして会社そのものが成長していく。
 

そんなサロン経営をつくっていくことが、これからの多店舗サロンには必要なのではないでしょうか。

 

法人サロン・複数店舗様向け 無料Zoom相談

「店舗を増やしたら、経営者の仕事まで増えてしまった」

「店長からの相談が多く、なかなか現場を任せられない」

「店舗によって、スタッフの判断や対応に差がある」

「自分がいなくても店舗が回る状態をつくりたい」
 

もし、そんなお悩みがあるなら、
店長やスタッフ個人の問題だけではなく、「店舗が自分たちで考えて動ける仕組み」から見直してみませんか?
 

私は、サロンの現場で実際にスタッフ育成や店舗運営に携わってきた経験をもとに、接客・カウンセリング・スタッフ育成・店長育成まで含めて、サロンの状況に合わせた無料Zoom相談(60分)を実施しています。
 

「多店舗化したけれど、何から整えればいいのか分からない」

「店長にもっと店舗を任せられるようにしたい」
 

そんな段階でも大丈夫です。

現状の整理や、これからの店舗運営について考えるきっかけとしても、お気軽にご相談ください。

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