【サロン経営】あなたのサロンの強み、スタッフはお客様に伝えられていますか?
「あなたのサロンの強みは何ですか?」
サロン経営者の方に、こう質問すると、
「創業20年です」
「会員様が○名います」
「口コミランキングで○位になりました」
「○○の資格を持ったスタッフがいます」
「○○の施術では地域で一番多くのお客様に選ばれています」
など、さまざまな答えが出てきます。
こうした数字や実績は、サロンにとって大切な財産です。
でも、ここで一つ考えてみてほしいことがあります。
そのサロンの強みを、スタッフ一人ひとりがお客様に伝えられていますか?

経営者は知っている。でも、スタッフは?
実際にサロン研修をしていると、
「経営者の方は、サロンの強みや実績をしっかり理解している」
一方で、
「スタッフに聞いてみると、意外と答えられない」
ということがあります。
特に、店舗数が増えているサロンでも、
「私たちのサロンの強みって何?」
とスタッフに聞いたときに、答えがバラバラだったり、そもそも言葉にできなかったりすることがあります。
もちろん、スタッフが悪いわけではありません。
経営者にとっては当たり前のように思っていることでも、それがスタッフにまで言葉として共有されているとは限らないからです。
「創業20年」は、それだけで強みになる?
例えば、
「当サロンは創業20年です」
これは事実です。
でも、これだけでは、お客様にとっての「価値」までは伝わりません。
そこで、もう一歩考えてみます。
「20年間続いている」
↓
「それだけ長く、お客様に選ばれてきた」
↓
「長年、多くのお客様のお悩みに向き合ってきた経験がある」
↓
「だからこそ、今のお客様の状態だけでなく、これからどうしていけばいいのかまで考えられる」
ここまで言葉にできると、
「創業20年」という数字が、お客様にとっての安心や信頼に変わります。
これが、サロンの強みを「お客様に伝わる言葉」に変えるということです。
「数字・実績」→「意味」→「お客様にとっての価値」
私はカウンセリング研修をするとき、スタッフの皆さんにサロンの強みを言語化してもらいます。
そのときに、いきなり、
「あなたのサロンの強みは何ですか?」
とは聞きません。
まず、こんな質問をします。
① 数字や実績で表せるものは何がありますか?
例えば、
・創業○年
・累計○名のお客様
・会員様○名
・口コミランキング○位
・○○の受賞歴
・○○資格を持つスタッフ○名
・○○症例○件
など。
まずは「事実」を出します。
② その数字や実績は、なぜすごいのでしょう?
例えば、
「創業20年」
という数字があるなら、
「20年続いていることの意味は何だろう?」
と考えてみる。
③ それは、お客様にどんなメリットがありますか?
「長く続いている」
だけではなく、
「長年の経験があるから、○○のお悩みに対して、さまざまなケースを見てきた」
など、
お客様にとって、どんな安心やメリットになるのか
まで考えます。
④ それを、お客様にどう伝えますか?
ここまで来て初めて、
「では、カウンセリングでどんな言葉にしたら伝わる?」
を考えます。
これが、私が研修で行っている「自サロンのティーアップ」の一つです。
サロンの強みは、知っているだけではもったいない
どれだけ素晴らしい実績があっても、
経営者しか知らない。
スタッフは知らない。
知っていても、お客様に伝えられない。
それでは、とてももったいないですよね。
特に店舗数が増えるほど、
「経営者が思っていること」と「現場のスタッフが知っていること」の差
が生まれやすくなります。
だからこそ、
「うちのサロンには、こんな実績があります」
と伝えるだけではなく、
「その実績がお客様にとって、どんな価値につながっているのか」
まで、スタッフと一緒に言語化しておくことが大切です。
スタッフ全員が、自分の言葉で話せるサロンへ
理想は、経営者が作った文章をスタッフが暗記することではありません。
もしも
「このサロンって、他と何が違うんですか?」
と聞かれたときに、
スタッフ一人ひとりが、自分の言葉で、
「私たちのサロンは○○を大切にしていて……」
と話せること。
そして、その言葉がお客様に、
「だから、ここにお願いしたい」
と思っていただく理由になること。
そのためには、まず経営者自身が、
「うちのサロンが選ばれてきた理由は何なのか?」
を言葉にしてみることです。
そして次に、
「そのことを、スタッフは知っている?」
「スタッフは、自分の言葉でお客様に伝えられる?」
と確認してみてください。
もしかすると、サロンの中に、まだ言葉になっていない「強み」が眠っているかもしれません。
そして、その強みをスタッフ全員が理解し、お客様に伝えられるようになったとき、
サロンの「実績」は、単なる数字ではなく、お客様に選ばれる「理由」へと変わっていくのではないでしょうか。
スタッフが「自分のサロン」を語れること
サロンの強みを伝えることは、単なる営業トークではありません。
「なぜ私たちのサロンが、お客様のお役に立てるのか」
をスタッフ自身が理解することです。
それが分かれば、カウンセリングでの言葉も変わります。
そして、お客様にとっても、
「このサロンなら任せられそう」
「ここに通う意味が分かった」
と思っていただけるきっかけになります。
もし今、
「経営者は自サロンの強みをわかっているけれど、スタッフにはなかなか浸透していない」
「スタッフによって、サロンの説明や伝え方にばらつきがある」
「自分たちのサロンの強みを、もっとお客様に伝えられるようにしたい」
と感じているのであれば、
まずはスタッフに、
「あなたが思う、うちのサロンの強みって何?」
と聞いてみてください。
意外な答えが返ってくるかもしれません。
そして、その答えの違いこそが、これからスタッフに伝えていくべき「サロンの価値」を見つけるヒントになるかもしれません。
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- サロンの強みをスタッフに伝えきれていない
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- 実績や強みをカウンセリングに活かせていない
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現状を整理し、「何をスタッフに伝え、どう現場で活かしていくのか」を一緒に考える時間としても、お気軽にご相談ください。

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