え!施術中は黙っているのですか!?

施術中に、お客さまを寝かせることができたら勝利!
なーんて思っているエステティシャンの方。
今一度、お考えください
完全にリラクゼーション目的のエステサロンであれば、それでも良いでしょう。
そうではなく、お客さまの「もっと」を叶えるエステサロンでしたら、
ぜひ参考にしてくださいね
お客さまは「もっと良くなりたい」と思って、
エステサロンにいらっしゃっています。
もっときれいになりたい
もっとくびれをつくりたい
もっとバストアップしたい
もっとリフトアップしたい
もっと透き通るような肌を手に入れたい など
その「もっと」を叶えるためには「脳」へのアプローチが必要です
どんなに自信のある技術を施したとしても
黙々と黙って施術を行なっていては、成果が出ない可能性があります。
それは、お客さまが自分の悩みに対して
「今、何をしているのか」を理解していないからです。
というよりも、あなたが説明していないからです。
今、使用している化粧品があなたの悩みに、どのように作用しているのか。その理由は?
今、行なっている施術はあなたの悩みに、どのような解決をもたらすのか。その理由は?
もちろん、お客さまはウトウトされることもあるでしょう。
しかし、自分がどのように変わるかについては、興味は大有りです。
「〇〇について、ご説明させていただいても、よろしいですか?」と一言付け加えて
お伝えすれば、喜んでお聞きになることでしょう
胃が痛いと訴える患者に、医者が「これ飲んでみて」と渡すのと。
あなたの胃の痛みは胃酸の分泌が多量に出ていることが原因でしょう。
よって、胃酸の分泌を抑える必要があります。
この薬は 、ヒスタミン受容体拮抗剤です。
もうひとつは 、胃粘膜を保護する薬です。
この2種類を2日内服すれば、痛みは改善するでしょう。
と言って渡すのでは
後者の方が胃痛は早く改善されると言われます。
「心理学におけるプラセボ効果」ですね。
お客さまのご様子を、空気を読み取りながら寝かせることも必要でしょう。
基本的には、お客さまの「もっと」を叶えるために、
毎回 今、何を行なっているのか。を耳にタコができるくらい理解していただきましょう